タイピングは、ほぼすべてのパソコン操作に必須となります。
パスワードのかかっていないパソコンやタッチパネル対応のパソコン(タブレットやスマートホンは別)など、一部でタイピングをしなくても操作が終わることはありますが、基本的にパソコン操作には必ずタイピングが含まれます。
よく、「パソコンって何から覚えればいいの?」と聞かれることがありますが、まずはタイピングです。
タイピングは、1日、2日で覚えられるものではありません。
職場でパソコンを使う場合など、見ながらでもよいので、まず、きちんとタイピングをできるようにしておくことが大切です。

タイピング講座内容

当パソコン教室の「実務タイピング」講座は、次の内容で指導を行います。
1.タイピングスキルの取得希望範囲のカウンセリング
2.すべてのひらがなを入力できるか確認
3.ホームポジションが理解できているか確認
4.指の使い方の指導
5.手、指の力の入れ具合の指導
6.タッチタイピングの指導
7.変換のかけ方・かけるタイミングの指導
8.予測候補の使い方の指導
ほぼこの流れで指導しますが、生徒様のスキルや希望の違いで、順番が変わることがあります。

1.タイピングスキルの取得希望範囲のカウンセリング

タイピングといっても、取得したいスキルは皆さん違いますので、タイピング講座の受講をされる方には、どのくらいのレベルを希望するか、お話を伺います。
実際生徒様のご希望は、大きく分けて、「入力できればそれでよい」という方と、「タッチタイピング(ブラインドタッチ)ができるようになりたい」という方に分かれます。
※「タッチタイピング」と「ブラインドタッチ」は、どちらもキーボードを見ないで入力する方法のことを指し、同じ意味になります。
その中でも
●ほとんど入力したことがないからまず入力できるようになりたい方で
・とりあえず入力できれば良い
・人並みに入力できるようになれば良い
・タッチタイピングができるようになりたい
●入力はできるけど自信がない方で
・人並みに入力できるようになれば良い
・タッチタイピングができるようになりたい
●見ながらなら入力できる方で
・タッチタイピングができるようになりたい
という感じに分かれてくるため、カウンセリングでご希望を確認します。

2.すべてのひらがなを入力できるか確認

次に、生徒様の現状のスキルを確認します。
ここで、タイピングアプリもしくはワードを使用して、ひらがなを入力してもらうのですが、かなり大勢の生徒様が、ローマ字のスペルを正確に覚えていないことに気が付かれます。
この段階で、何処からどのように練習したらよいか、カリキュラムが決まります。

3.ホームポジションが理解できているか確認

タッチタイピングまでやらない方でも、キーの位置を覚えるために、ホームポジションを理解することは大切になってきます。
このホームポジションから、どのように指を動かすのか、次の指導に入ります。

4.指の使い方

それぞれのキーには、どの指を使ってタイピングするかが決まっています。
もちろん、正確な指を使わなくてもタイピングはできるし、それをやらなくても何の問題もありません。
そのため、「入力できればそれでよい」という方と、「タッチタイピングができるようになりたい」という方の方向性がここで変わります。
では、「タッチタイピングができるようになりたい」という方だけが正確な指の使い方を覚えればよいかというと、決してそういうわけではないのです。
「入力できれば良い」という方でも、正確な指の使い方を覚えることによって、入力のスピードが大きく左右されます。
見ながらのタイピングでもよいので、正確な指の使い方を覚えると、「スピードが速くなる」ほかに、「指が楽になり、自然と肩や体に負担がかからなくなる」大きなメリットが生まれます。
そのことにより疲れなくなるので、今までよりも、長時間のタイピングが可能になってきます。

5.手、指の力の入れ具合

「手、指の力の入れ具合」は個人差がものすごく大きく、タイピングの矯正を希望される方の大切な項目になります。
指の使い方と合わせて、個人の癖が非常に多く出ているところなので、ここを矯正することにより、タイピングの負担が軽くなります。

6.タッチタイピング

指の使い方と手の力の入れ具合、こちらを指導後に、希望者にはタッチタイピングの指導に入ります。
タッチタイピングとは、キーボートを見ないで入力することを言い、ブラインドタッチも同じ意味となります。
タッチタイピング技術の習得はそれなりに時間もかかるので、全員がやるわけではありません。
最初のカウンセリンクで希望された方を対象に行います。

タッチタイピングの技術を習得すると、自然とタイピングも速くなり、メリットがものすごく大きくなります。
最近「WordやExcelの必要な操作方法は教えるが、タイピングを練習させる時間は、会社にはない。」という話を耳にしますが、Word、Excel、PowerPointが出来るよりも、「タイピングが速い(=仕事の時間短縮)」方が評価の高いところも多くなってきています。

7.変換のかけ方・かけるタイミング

この項目を指導するときに、よく「変換は、変換キーかスペースキーを押すだけだから、大丈夫です。」と言われます。
確かに、ここは全員が普通に出来るところなのですが、実はそこが最大の盲点です。
タイピングの速度は個人に能力があり、自分より足が速い人と競争しても絶対に勝てないのと同じで、速く入力できる人と同じことはできません。
しかし、変換のかけ方とかけるタイミングを覚えるだけで、確実にスピードアップさせることができます。
方法は覚えてしまえば簡単なことなのですが、当パソコン教室で「実務タイピング」を受講する90%以上の方が理解できていないところで、ここを確実におぼえることにより、実務で入力するタイピングに大きく反映されます。

8.予測候補の使い方

予測候補は最後の指導となり、ここまでの上記の練習中は、使用禁止としています。
予測候補を使いこなすには、変換の機能を正確に覚えることにより、最大限に生かすことができます。
変換をコントロールすることにより、予測候補も変わってきます。


タイピング講座はどこのパソコン教室でも行っていると思いますが、当パソコン教室の「実務タイピング」講座は、速く入力する練習をする講座ではありません。
各個人の持っているタイピング能力を最大限に引き出すことを考え、実務に効率よく反映させることを目的とした講座です。

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